出張の帰りを利用して上の弟が実家に帰省したので先日の印鑑と通帳の件で母を含め今後のことを話し合ってきた。
私としては母親が通帳と印鑑の保管に不安があるということ、あと実家の財政状況を把握してほしいということ。まずこの2点について話をした。
印鑑と通帳については、後述するが今後暫くは印鑑を使用することがあるということで、当初の案の弟に印鑑を預けるという私の案ではなく、実家にある金庫に普段は印鑑を入れておき、金庫の番号は母が覚えているだけでは不安なので弟に教えておくという形で収まった。
財政状況については弟がノーパソを持参していたので父親の分も合わせた預貯金の一覧を作ってくれたのでそこに口座番号も足してもらった。下の弟にもあとでpdfファイルで送ってもらうようにした。
何故こんなことをするかというとまず母親が家の預貯金の総額を分かっていないということ。持っている通帳の数もはっきりしておらずおかげで先日警察に話を聞かれたとき母は曖昧な答えしか返せないし紛失届を出すにも口座があるかわからないものがあり私が大変苦労した。
正直1行にまとめてしまいたいが父親の分は動かすことができないものがどうしてもあるので仕方ない。
もう一つの理由は今後母が痴呆になって代理で誰かがお金を預かることになったときの前準備である。お金の流れが明確であることに越したことはない。父親の実家の祖父が残した土地問題で揉め裁判沙汰になった一件で私は懲りた。あんなのはもう沢山だ。
現状をまとめた結果、とりあえず動かせる母の貯金は1行にまとめることにした。母の希望で一番近所で時折家にもご機嫌伺いにきてくれる地銀である。
その地銀に母の普通預金を全てまとめ、その預金で生命保険を買うことにした。母の生活費は父親の動かせる預金の中から賄うという計画である。
何故生命保険なのか、というのはこれも長くなるので別記事として書くことにする。