youkai5の日記

実家の父が倒れて困ったこと、主にはなかなか人に聞きづらいお金の話。

生前贈与について

そもそも何故定期を解約したのか。その話を書いていなかった。私が孫への生前贈与を勧めたのが直接のきっかけです。

私自身には子供はいないが、2人の弟には合わせて5人の子供がいます。親から子供への贈与は親が亡くなった場合過去3年に遡って相続税対象になるが、孫への贈与はそれが適用されません。年110万以下であれば非課税で贈与できます。

信託銀行などを利用した教育資金の贈与であれば1500万かそれくらいが非課税で贈与できるはずですが、(この辺はさらっとどこかの記事で読んだだけなのでよくわかってません、すみません)我が家はそこまでの資産はないし、母親は手元のお金が減ることに酷く敏感なのであんたの可愛い孫だろう、とわたしが何度説明しても嫌だ嫌だと何年もごねていたが、ようやく最近少しなら渡しても、という態度になったので、父親名義の定期の整理も兼ねて解約をしたのでした。

実際には父親が今亡くなったとしても贈与税はかからない状態なのですが、母親一人になってから母が亡くなるときのことを考えると母が今住んでいる実家の家と土地が加算されるため、あとこの先税制がどう変わるかわからないこと(少なくとも相続税が減ることはないだろう)を合わせて、そして何より弟は家のローンと教育費で家計がこれからかなり厳しくなってくることを考えてできれば早い段階でお金を渡してやりたいと私が思っているからです。

お金って正直遺産でもらうより生きてるうちに必要な人に渡して喜んでもらったほうがよくないですか?例えば同じ300万をもらうと仮定しても、遺産でもらうより大学の授業料を払わないといけないとかそういう時期にもらったほうがありがたみが増すと思うんですよ。まあこれは私個人の勝手な信条ですが。なので我が家は親戚の子供への入学祝いとかお年玉は中学、高校のときに沢山あげることにしています。今時は携帯とかお金がかかりますからね、しかしお金がないからデジタルツールには無縁という人生とかありえないと思うので好きなスマホタブレット代にしなよ、親には渡しちゃだめだよ、と言って渡しています。