youkai5の日記

実家の父が倒れて困ったこと、主にはなかなか人に聞きづらいお金の話。

確定申告2016

混む前にと思い、親の確定申告をするため実家近くの確定申告受付会場へ行ってきました。
今年は去年と違い勝手が分かっているため、私が書いてさっさと提出してもよかったのですが、母が年末にあった家族の調査?の書類を間違って、自分が父親の扶養に入っていないと提出してしまったらしく、確定申告会場で係員に言ってくださいといわれたとのため、仕方なく会場へ。(何の書類か曖昧な話ですみません。しかし私は親の話を聞くのももう面倒くさいのだった)

会場は平日でも割と混み合っています。朝イチと昼イチは混むというので時間をずらしましたがそれでも1時間待ち。
待つのは分かっていたので、その間に、確定申告会場に併設の税理士相談室へ行くことに。

実は去年も確定申告をするときに少し相談に乗っていただいたのです。予約なんかない飛び込みでしたが数人待ちですぐ相談に乗ってくれました。「我が家は年金暮らしだけど確定申告したほうがいいの?」というぶっちゃけた相談でしたが、「特別障害者なら控除申請だけでもしたほうが損にはならないよ。ほかの控除に足して計算してもらえるからね」といわれたので、安心して確定申告に臨んだのでした。

実は今年は別の相談があったのですが、その話は長くなるのでまたにして、相談後、確定申告へ。

結果からいうと、母の間違いは口頭説明だけで訂正で大丈夫だった。しかし、父親の株の配当でちょっとだけ係員さんがよく分かっていなかったのか書類を戻されそうになりました。

父は倒れる前から株にはまっていて、当時のアルバイト代をほとんど株に費やしていたらしいのだが、倒れてからはもちろん取引ができないため、証券会社へ預けっぱなしである。(証券会社へ父が倒れたから引き出したいと母がいったが勿論無理でした)
株なので配当がある。株を知らない方に簡単に説明すると、配当とは銀行でいう利息みたいなものです。
その株の会社が儲かっていれば、年1回程度、配当という名目でお金をくれますが、その配当には利息と同じく税金がかかります。
父親の場合、自動的に証券会社のほうで税金を天引きしてくれる口座契約にしているため、本来なら確定申告の必要はないのですが、うちの父親は確定申告すると、複数の控除で最終的に税金を払わなくてもよい所得になります。その場合、既に税金を天引きされている配当を確定申告で一緒に申告すると、天引きされていた税金は払い過ぎということで戻ってくるという寸法なのです。
…ややこしい話ですみません。このあたりの詳しい話は、こちらの記事とかをどうぞ。
http://touch.allabout.co.jp/aa/special/sp_kakuteishinkoku/contents/10056/14675/


で、係員さんに書類を出したところ、株の書類をみて、「こちらは既に税金が天引きされている口座のようなので申請にはいらないですよ」と返されそうになったわけです。まあ一見はそうですが、違うんだよ(^o^;若い係員さんだったからそりゃわからないかな、と思い、還付申告ですと、上記のことをかいつまんで説明して受け付けていただきました。おかげで配当で天引きされていた税金は全額戻ってくる計算に。
お疲れ様でした自分。いやまだ自分の確定申告もこれからですが…