youkai5の日記

実家の父が倒れて困ったこと、主にはなかなか人に聞きづらいお金の話。

有料老人ホームに決めた経緯

有料老人ホームに入れることは、倒れてから4ヶ月くらい過ぎたころ、リハビリ病院でのスタッフさんとの面談で決めた。

リハビリ病院には入院期間の上限がある。父親の場合最大5ヶ月だったがあくまで最大であり、期間内に次の予定を決めなくてはいけないのだ。

父親の場合、まず要介護5であること、糖尿病と高血圧という元々の持病があり、インシュリン投与の必要があるため価格の比較的安い特養では対応できないということで、自宅か有料老人ホームの2択だった。
しかし、母は一昨年倒れてから体調がよくないため母一人で見られるかはわからないこと、それにインシュリン投与などお願いできる訪問看護師が地元ではなかなかみつからないことから、リハビリ病院と何回かの面談を重ね、有料老人ホームを紹介してもらうことにした。

リハビリ病院のソーシャルワーカーの方はこちらの要望(金額上限、立地)を詳しく聞きとってくれ、最終的に2件の有料老人ホームを紹介してくれた。
ほぼ似た条件の2件のうち、私は1件しか見学していないが、母が広い部屋のほうがいいと言ったので部屋が広い今の有料老人ホームに決めた。

ちなみにリハビリ病院で紹介されたときの料金説明は、約19万円 (税込み)で、家賃・食費・居室内使用の水道代・居室内使用の電気代・管理込みだが、医療費と介護保険料は別だといわれた。

うーん、正直高い。というかじゃあトータルでいくらかかるんだ?というのが正直なきもちだった。
両親の年金が合わせて年250万ほど、この全てを充てることになる。母の生活費は貯金を崩すことになる。
父親死亡時の保険金は1000万。母の生活費10年弱というところ。
後は貯金を崩していく生活。まあ父も母も家系を考えてそこまで長生きはしないという読みでいけるだろうと判断した。


※20150804追記
有料老人ホームを探した経験のある人達とこの間話をする機会があったのだが、どうやら我が家はかなりの即断即決だったらしい。
たいていはもっと沢山のホームを見に行き、いくつか絞り込んで、でも空きがない、もう一度探すということを繰り返すことが多いようだ。
我が家は自分が周りに特に相談することもなく決断した。兄弟にも入れると決まったときに連絡しただけで特に相談はしなかった。
上にも書いたが金額的になんとかなるという読みがあったことと、もし入って仮に良くないところであれば、その時点で次を探して移ればいいと思ったからだ。
知り合いの家族はホームが決まらず、リハビリ病院に半年を越えて入院したらしいが、病院側とはかなり揉めたというか険悪な空気になったそうだ。