youkai5の日記

実家の父が倒れて困ったこと、主にはなかなか人に聞きづらいお金の話。

障害者認定と健康保険2

障害者手帳を受け取ってきた。
諸々の手続きで全部で2時間くらい?ずっと市役所の窓口で書類を書いたりで大変疲れました…

まず、福祉課の窓口で、障害者手帳を受け取った。
窓口では、手帳と一緒に障害者が利用できる色々なサービスの手引きの冊子を渡してくれました。
そのサービスの説明がひととおり。
主には自宅で障害者が暮らす場合の各種生活補助サービス。我が家の場合は有料老人ホームに既に入居しているのであまり利用する予定はないが、住宅改修や補助具のレンタル、タクシー利用補助、高速道路代金補助など。
これらのサービスは基本事前申請しないと使えないそうで、後日必要になってから申請してもいいということなので今回は申請せず。

これらのサービスの中で、我が家が本日申請したのは一つのみ。NHK料金の半額免除です。用紙は市役所にあるので、必要事項を記入してポストに投函するだけ。簡単でした。

さて、続いて本題の健康保険。
前回にも書いたが、障害者が医療費免除を受けるには、健康保険を今の国民健康保険から後期高齢者医療制度に変更する必要がある。
ただし、我が家の場合、現在の国民健康保険より後期高齢者医療制度の方が高い。
さて、どうするか。

前回の窓口での説明を受けて母と協議した結果、母が現状維持でもう少し考えないか?といったので、実は今日は国民健康保険維持のつもりで窓口へ行きました。

しかし、今日の福祉課の窓口で、「この保険料は仮の金額で実は決定ではありません」と言われた。えっ?そうなの?
保険料は本人の収入によって決まるのですが、3月現在、昨年の収入がまだ確定していない(そりゃそうだ。昨年の収入は、この間確定申告したばかりです。)ため、私たちに提示した保険料は一昨年の収入をもとに試算しているとのこと。
我が家の場合、一昨年は父親が仕事をしながら年金も受給しており、昨年とは明らかに収入が違うので窓口の方に言ったところ、その場で再度試算してくださいました。(収入金額は、確定申告したときの金額を私が覚えていたので、その数字を伝えて試算していただきました。)

再度試算の結果、
国民健康保険継続(医療費1割負担)→夫婦2人で約10万
父を高齢者医療制度に変更(父の医療費は免除)→夫婦2人で約13万

となりました。
差額3万。父がひと月に2300円以上医療費を払う場合は、後期高齢者医療制度の方が安い。
多分2300円は使うだろうということで、後期高齢者医療制度を選ぶことにした。

窓口の方にはとても時間をかけていただき本当に感謝しております。皆さん大変親切だったので、わからないことを窓口の方に尋ねるのは本当におすすめです。

上記の健康保険切り替え手続きのあと、税務課で話をきくことになりました。障害者は所得税住民税の減免があるとのことだったのですが、聞くと、この間の確定申告で使った特別障害者控除のことだった。

※要介護4、5の人は確定申告で特別障害者控除として40万控除されます。年金受給者の場合、年金受け取り額から年金控除120万、基礎控除33万が使えますが、それにプラスして特別障害者控除40万使えるのです。(証明書要)※

特別障害者控除をこの間の確定申告で使ったと伝えると、じゃあ来年も金額はあんまり変わらないですね、とのこと。
そうか。しかしこの間の確定申告のあと気づいたのだが、母親の扶養控除を父親につかうの枠が大分余ってもったいないんだよなあ。
この辺は来年に向けて要検討。

さて、これで父親に関しての市役所での手続き関係はひと段落ついた。しばらく市役所に行かなくていい。本当に疲れました。